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2013 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表 : ウィキペディア日本語版
2013 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表[2013わーるど べーすぼーる くらしっくにっぽんだいひょう]

2013 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表(2013ワールド・ベースボール・クラシックにっぽんだいひょう)は、に開催されたワールド・ベースボール・クラシック第3回大会野球日本代表である。愛称は前回大会同様「SAMURAI JAPANサムライ・ジャパン)」。
== 概要 ==

=== 編成までの経緯 ===
;2009年
*11月22日 - 2013年に開催が予定されているWBCの日本代表を担う26歳以下の若手選手を中心に選考し、U-26 NPB選抜 対 大学日本代表戦を開催した。
;2010年
*NPBは、第2回大会の監督についての選考が難航、長期化したことや、代表チーム編成が遅れたことの前回大会の反省点、また第3回大会に向けての監督の選考について、第2回大会当時のWBC体制検討会議メンバーであった王貞治らより、「大会の2、3年前には監督決定など準備に入るべきでは」との意見や巨人滝鼻卓雄オーナー(当時)の「来年中には監督の選考システムを決めておいた方がいい。」との指摘を踏まえ、2013年に行われる予定の第3回大会での3連覇に向け、日本代表監督を2010年7月に決定する構想を持っていることが2009年12月31日に判明、2010年5月頃に「WBC体制検討会議」を発足させ、代表監督の選考作業を開始する見通しであることを発表。また代表監督決定に伴いにコーチ陣も決め、2011年及び2012年にNPBが独自に開催する国際大会を通じて日本代表の強化を図る計画であることも発表した(尚、「日本代表チームと国際大会にはそれぞれスポンサーをつけ、NPBの収入増も狙っている」とも報道された)〔今夏にWBC監督決定へ 3連覇へ向けNPB 産経新聞 2010年1月1日付〕。
;2011年
*2月10日 - 12球団代表者会議が行われ、広告代理店などから強化試合の構想が既に示されていることが報告され、正式な提案を早急に求めることで、12球団がほぼ一致した〔WBC代表の強化策議論=プロ野球代表者会議 時事通信社 2011年2月10日付〕。
*7月22日 - 日本プロ野球選手会は臨時大会を開き、参加条件が改善されなければ第3回大会に参加しないことを決めた。第2回大会の収益配分は大リーグ機構・選手会が66%だったのに対してNPBは13%しかなく、選手会は大会収入における日本代表の貢献度は大きいと主張〔WBC不参加も…選手会が改善要求 日刊スポーツ 2011年7月22日付〕。その後、8月10日に日本代表に係る収入の権利を日本野球機構に譲渡するよう交渉したが、主催者側は要求を拒否した上で日本不出場でも開催する意向を示し、出場可否の回答期限を9月30日まで定めた〔要求拒否「日本出なくてもWBCやる」 日刊スポーツ 2011年8月10日付〕。
*9月28日 - NPBと球団も、選手会同様に金銭面での不満から不出場の姿勢を取っていたが、出場可否の回答期限を過ぎても交渉出来るように求める文書を出すことを決め〔NPB、WBC参加問題で交渉継続求め文書提出へ スポニチアネックス 2011年9月28日 〕、12月のオーナー会議で出場するとの返答をすることとなった〔WBC不参加、選手会が表明 「将来の野球界のため」 朝日新聞デジタル 2012年7月20日 〕。
*11月 - 侍ジャパン常設化が決定。
;2012年
*3月10日 - 代表常設後の初の試合として、2013年WBCの強化とは関係の無い、東日本大震災復興支援ベースボールマッチを行う。秋山幸二が監督として指揮を取ったが、この試合限定のものであった〔“監督不在”で大丈夫? 代表常設化も再び混迷の気配… MSN産経ニュース 2012年5月7日 〕。
*7月9日 - 2012年秋と2013年春に国際試合をすることが決まった〔侍ジャパン、今秋と来春に2試合ずつ国際試合 読売新聞 2012年7月9日 〕。
*7月20日 - 日本プロ野球選手会が2013年WBCの不参加を全会一致で決定〔選手会がWBC不参加方針を決議 スポーツ報知 2012年7月20日 〕。
*8月28日 - WBC不参加の場合には、2015年のプレミア12への参加に照準を切り替えるとした〔侍ジャパン WBC不参加なら「プレミア12」に照準を切り替える スポニチアネックス 2012年8月28日 〕。ただし、プレミア12への参加はWBCへの参加が前提条件とIBAFが発表している〔President Fraccari at Charity Event in Tokyo ''IBAF'' (2012年3月12日)〕。
*9月4日 - 日本プロ野球選手会は、WBCへ公平さを求め不参加を決めていたが、NPBがWBCのスポンサー料の代わりに代表ビジネスで4年で40億が確保出来ると選手会へ伝えると、WBCIから参加条件の見直しが無いにも関わらず〔日本 WBC参加濃厚に 侍ジャパンで4年40億円確保へ スポニチアネックス 2012年9月4日 〕、「MLB、WBCIとの関係において、選手会が要望してきたことが概ね実現していると判断できる状況が整ったこと」、「NPBとの関係において、NPBが確立した権利を最大限に活かすための体制作りを確約した事」、以上を理由にWBC不出場決議の撤回をNPBに通知、WBCに参加することが正式に決定した〔選手会は、WBC(ワールドベースボールクラシック)不出場決議の撤回を通知しました。 日本プロ野球選手会 公式ホームページ(2012年9月4日)〕。
* 10月10日 - 日本代表「侍ジャパン」監督コーチ就任会見が行われ、監督に山本浩二の就任が発表された。また、コーチ陣には、元西武ライオンズ監督の東尾修、元日本ハム監督の梨田昌孝与田剛立浪和義高代延博緒方耕一の就任も発表された。11月16日の福岡ドームで行われる、国際親善試合キューバ戦より指揮を執る。親善試合である11月のキューバ戦では山本監督の選考ではなく、12球団の監督によるアンケート結果から代表選手を選出することとなった〔堂林、キューバ戦で初代表…広島 スポーツ報知 2012年10月13日 〕。
* 11月14日 - アサヒビールが2013年9月30日までの、約1年契約でスポンサーとなることとなった〔WBC日本代表の活躍を通じて、日本に“勇気と元気”を!『2013 WORLD BASEBALL CLASSIC™』の日本代表オフィシャルパートナーに決定!~アサヒビールは、WBC日本代表の夢と情熱を応援します!~ アサヒビール株式会社 2012年11月14日 〕。
* 11月15日 - テレビ朝日とTBSがWBCの放映権を獲得したことを発表〔2013 ワールドベースボールクラシックをテレビ朝日が3大会連続で放送! テレビ朝日広報部 2012年11月15日 〕〔TBS、3大会連続でWBC放送決定 ORICON STYLE 2012年11月15日 〕。
* 11月16日18日 - 侍ジャパンマッチ2012「日本代表 VS キューバ代表」が行われる。試合は16日が2-0、18日は3-1でともに日本代表が勝利した。
* 11月19日 - かねてよりWBCへの出場要請をしていたMLB所属のダルビッシュ有岩隈久志青木宣親川崎宗則イチロー黒田博樹の6選手全員から出場を辞退されることとなり、山本監督はNPB所属選手のみで大会に出場することをコメントした〔イチロー、黒田も辞退 侍は純国産布陣 デイリースポーツ 2012年11月19日 〕。
* 12月4日 - 代表候補34人を発表〔「侍ジャパン」に34候補…巨人から最多の8人 読売新聞 2012年12月4日〕。
;2013年
*1月7日 - 吉見一起が「昨年痛めた右肘の不安が完全には消えない」ことを理由に、日本代表を辞退〔吉見がWBC辞退 代役候補はオリ金子、DeNA山口ら スポーツニッポン 2013年1月8日〕。
*2月15日 - 日本代表合宿がサンマリンスタジアム宮崎で開始。
*2月18日 - 代表候補33人から28人に絞り込む予定であったが、強化試合中止に伴い、20日に延期〔侍ジャパン 5人が最終メンバー落ちに 西武戦中止なら選考は20日 ― スポニチ Sponichi Annex 野球 〕。
*2月20日 - 日本代表メンバー28人が発表された〔2013WBC日本代表28選手の発表 日本野球機構オフィシャルサイト (2013年2月20日) 2015年4月2日閲覧〕。浅尾拓也山井大介(以上投手)、村田修一(内野手)、大島洋平聖澤諒(以上外野手)が代表落ちとなった〔日本代表に阿部ら=村田、浅尾ら外れる【WBC】 ― 時事通信 スポーツ 〕。
*2月21日 - 日本代表合宿が終了。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「2013 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表」の詳細全文を読む



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